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Thread (1218 ) -- オゼンピックで肥満を抑えると膵炎に???
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No. 2471--べ. |
No. 2471 (2025/01/21 07:57) べ |
なんか理解不能なのですが、、、、 セマグルチド(商品名オゼンピック, ウェゴビ等)はもともと2型糖尿病の治療薬として承認された薬ですが肥満の治療にもなるということで話題になり、肥満の多いアメリカで大いに重宝されクスリを製造しているEli lilyの景気が良いという話でした。 さらに追い打ちをかけるように、昨年のNに紹介されていたのですが抗肥満薬のセマグルチドは変形性膝関節症などに対してオピオイド並の鎮痛効果を持つことがわかったと書かれていました。これで鬼に金棒って感じですが、この鎮痛効果の作用機作はよくわからず、抗炎症作用と体重減少ではないかと言うことでした。 https://www.nature.com/articles/d41586-024-03512-0 ところが今週号のNによるとオゼンピックを投与で関節炎や膵炎を発症するリスクが上がるという報告がでたようです。 https://www.nature.com/articles/d41586-025-00173-5 これって関節炎に対しては鎮痛作用を持つという上の論文と逆担っているように見えます。いろんな種類の関節炎があるということでしょうか? 関節炎の話を別にして、膵炎のリスクが上がるというのは生命界の「あるある現象」で、かってオーストラリアでウサギを導入すると制御できないくらい増えたのでキツネを導入したら有袋類が食べられてしまったとか、ウサギを殺すウイルスを導入してほぼ絶滅までいったが耐性ウサギがあらわれ、もとの黙阿弥になったとかいう話を思い出させますね。 人間の浅知恵といういい方もできますが、この浅知恵の連続で今の科学的な社会ができているので、オーストラリアのやり方をばかにするのは正しくないと思います。 簡便な抗肥満薬としてオゼンピックはこれからも使われ続けるのでしょう。 (^^) |
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