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Thread (1222 ) -- 人間の回転について
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No. 2475--べ. |
No. 2475 (2025/02/10 08:31) べ |
https://www.nature.com/articles/d41586-025-00373-z 群衆が集まると未知の法則が働いて10人から20人程度の単位にまとまって回転するという論文がNに紹介されていました。 これって学会のときのコーヒーブレークで数名が集まってディスカッションしてるとその輪がほとんど気づかないくらいの速度で回転しているのと同じ発見だと思います。学会の輪の回転は私は雑談で発表しましたが論文にはしてません。マウス精子が卵子に結合すると上から見て時計回りに回転するというのは論文にしたのですが、、、、 面白いのは、今回発表された群衆の中での回転も上から見て時計回りになっていることですね。集合が上から見てごく僅かな速度で時計方向に進むというのは学会の輪も時計方向なので、これらは同じ原理に基づいているのではないかと思います。 群衆となっても10から20人程度というまとまりが人間の認知能力からして一番自然な数であることから、このくらいの数が自然に集団を作り、回転が始まるのでしょう。 人間なのでカオスな動きになると思いきや10から20人程度のまとまりができてしまったというのがこの論文のミソなのかもしれません。お米を炊いても蟹の穴が均等な間隔にできるので押し合いへし合いしている米粒の中でも何らかの秩序ができると言うことですし、地面のひび割れもきれいな幾何学模様を思い出させるようなものができます。本当のカオスは世の中には存在できないのかもしれませんね。
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