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Thread (1223 ) -- AIがあなたの研究を査読する世界!!!
No. 2476--べ.
No. 2476 (2025/03/28 01:27) べ

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40140590/

AIはパンドラの箱の可能性があります。そう思いながらもその箱を開けたいと思う人たちも中にはいます。私はどちらかというと、箱を開けて中味を見たい派です。

学生さんには、AIは最大限活用して自分の研究に役立てるべきだと喧伝しているのですが、私から見ると、AIの使い方が足りてない人がほとんどのように感じます。

ジャーナルから査読を依頼された研究者が、論文をAIに読ませて査読させ、AIの意見をそのままコピペしたものが投稿者に返送されてきたと疑われる事案があったそうです!

それを受け取った投稿者は「I submit a manuscript for review in the hope of getting comments from my peers.」と言っています。でもどうしてAIじゃだめなんでしょう?私は正体がわからない査読者を相手にするよりも、AIのほうが気楽に感じられます。現段階のAIがどこまでの査読能力を備えているかは吟味しないといけませんが、、、、

AIに査読してもらえば、審査は瞬時に行われ、rejectする際には何が不足しているのかなどの改善策を指摘してくれるはずです。また私はrebuttalの際にも議論が噛み合いやすくなるのではと思います。

論文がAIによってXやYの追加実験が必要なのでrevise判定となった場合、そのrevise案に同意できない人もいるでしょうし、仮に同意できても、その人はAIの指示に従って研究を進めることになるのでそんなのは嫌だと考える人もたくさんいるでしょうね。

αGOが碁の世界チャンピオンを破った際、コンピュータは従来の常識では考えられない一手を打ちました。また、藤井翔太さんがこれまでにない指し手をさせるようになったのも、将棋ソフトの指し手を参考にしているからだと思われているのでは?今日現在だと研究の次の一手をAIよりも正確に言い当てる自信のある研究者はたくさんいると思いますが、数年後はどうでしょう?AIのとんでもないサジェッションが実はつぎの大切な一歩である可能性もありえます。

上のリンクの紹介記事の最後には「回答者の約40%が「AIは人間の査読よりも役に立った、あるいは同程度に役立った」と回答し、さらに42%が「AIは多くの査読よりは役に立たなかったが、一部の査読よりは役に立った」と回答した」と書かれています。

私はパンドラの箱を「開けてしまえ派」です!貴方は何派ですか?ぜひ貴方の意見をコメントしてください。何百年に一度の変革期だと思います。色んな人の意見が知りたいものです!


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