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Thread (1181 ) -- 子宮内膜症は感染症だった!?!?抗生物質で治療可能!?!?!?
No. 2425--べ.
No. 2425 (2023/06/16 12:43) べ

https://www.science.org/doi/10.1126/scitranslmed.add1531

子宮内膜症といえば受精関係の臨床分野で一角を占める大きな分野で、不妊にもつながると言われています。沢山の研究がなされていますが、今回、子宮内膜症の発症に細菌が関与している可能性が報告されました。 ピロリ菌と胃がんの関係みたいな感じでしょうか?

100%の相関ではないのですが、子宮内膜症に関係していると考えるのが妥当という感じです。 マウスモデルの系などを使って確かめられたメカニズムは、フソバクテリウム感染によって子宮内膜細胞のTGF-βシグナルが活性化され、静止状態の線維芽細胞からトランスジェリン(TAGLN)陽性筋線維芽細胞に変化し、動きまわるようになって悪さをするのではないかということだそうです。

細菌なので、マウスのモデル系で感染後に抗生物質のメトロニダゾールとクロラムフェニコールを投与すると治ったというのは子宮内膜症で悩んでいる多くの女性や、臨床の先生にとってすごい朗報ですよね!

名古屋大学医学部の基礎系の先生方のお仕事です。最近、学会にでてないので、もうすでに日本の中では有名な話になっているのかも知れませんが、、、、


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