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Thread (1186 ) -- ブタの腎臓を移植されたサルが2年以上生きた!!!
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No. 2432--べ. |
No. 2432 (2023/10/12 09:52) べ |
我々はブタを日常的に食しています。この目的でブタの殺生は許されていますが、目的を変更して心臓が不調の人にブタからいただいた心臓を移植するのもOKだという風にも考えられます。 豚の細胞表面には人間にはない糖鎖構造が存在しますが、これは人間には特定の糖鎖構造を合成する酵素が欠けているからです。ブタでこの酵素をノックアウトしておくとブタの糖鎖構造がヒト化され移植後の拒絶反応を減らすと考えられます。 最新の研究では、69の遺伝子操作を施した3KO.7TG.RIと名付けられた豚を作製し、その腎臓をカニクイザルに移植したところ2年以上生存したんだそうです!スゴっ! https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37821590/ 腎臓は拒絶反応に対して比較的「寛容」なので腎臓がよく試されており腎臓が機能低下した植物人間化したヒトにブタの腎臓を移植して何ヶ月が生きたという例も報告されています。ブタにはレトロウイスルがあるのでこれを不活化しないとアブナイという説もあるのでこの例ではRIとしてそれを防ぐようなこともされていますがどのくらいそれが必用なのかは今後の問題かも知れません。 経済活動が国境を超えて進行しているように、異種移植によって人間と豚の「ボーダーレス」化が進む可能性があります。いまは69遺伝子ですがもしも200以上の遺伝子操作によって「ヒト化」した豚を作製するとそれは1%は人間であるブタであると言えるような気がするのですが、、、、(^^;) iPSによる臓器づくりができると100%ヒトの臓器になりますが、そう簡単に腎臓や心臓を作れないので現状の臓器移植レースは異種移植が少しリードしてるのかも???
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