ホームページ

運営方針

新規コメント

自動配信ON/OFF


Thread (1196 ) -- 病院の待合室から混雑が消える?
No. 2443--べ.
No. 2443 (2024/01/16 10:03) べ

https://www.nature.com/articles/d41586-024-00099-4#ref-CR1

ChatGPTとtextを通じて会話(Chat)することができます。こういうのはChatできるロボットという意味でChatbotと呼ばれています。GoogleのArticulate Medical Intelligence Explorer(AMIE)というChatbotを患者になりすました被験者に相手が医師なのかChatbotなのかを知らせずに会話させたところ、医師よりもAMIEの方が症状の診断に良い成績いを示し、なおかつChatbotの方に「思いやり」を感じた例が多かったということです。

医師はtextで患者と会話することに慣れてないというハンデを背負っているので「思いやり」部分では不利だったのかも知れませんが、診断部分にはそれほど影響は出ないのではと思います。問診技術は医師養成の大切な部分ということですがあと数年もたつと、問診とか検査検査の判定などはChatbotにしてほしいという患者が増えるのではないでしょうか?

Chatbotだったらスマホにつなげば数千人でも数万人でも同時にさばけるので、診察室の順番待ちがなくなり、質問があれば他の患者のことを気にしないで気の済むまで教えてもらえるはずです。忙しくて病院にいけないとか、診療費が高いので病院に行かないという人も救われるのではないでしょうか?

チャットボットのマルチモーダル化が進んでいるので音声による会話も可能になっています。また画像データの取り扱いもマルチモーダル化で可能になりつつあるので、レントゲン写真を見ながら説明を受けたり質問したりできるようになるのもあと数年以内に可能になるだろうなと思います。

仮に日本の法律でそれを禁止しても、どこかの国のChatbotに相談するのは止められない流れになってくると思います。この論文は世界の医療に革命的な変革が来ることを示す一里塚ではないでしょうか?


Spam対策として書き込みにはログインが必要なシステムに変更しました。コメントを書き込むには「ログイン」をクリックしてください!

To avoid the "spam", please prove yourself as a biologist in reproductive field from "This page".