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| Thread (1241 ) -- 動物体内で光合成の一部を達成!
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| No. 2498--べ. |
| No. 2498 (2026/05/19 12:07) べ |
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42143020/ 15年前のSpermEggで哺乳類で光合成をおこさせるアイデアについて書いたのですが、今回、部分的に達成したという論文が出ました。 植物の葉緑体の中で光合成の「光反応」を担うチラコイドグラナを抽出・分離する方法を編み出して、その構造部分を「LEAF」と名付けています。葉緑体全体ではなくグラナの構造だけを独立させるのは、グラナで生成されたNADPHがストロマでの炭素固定によって消費されないようNADPHができた段階で反応を終わらせるためです。この「LEAF」を、点眼薬などのドラッグデリバリー手段としてFDAが認可している界面活性剤と混ぜて約400 nm径のナノカプセルを作り、LEAF入の点眼薬作ります。この界面活性剤を使うとライソゾーム系に行きやすいファゴサイトーシス系ではなくて、細胞膜の経路(?)を通じて角膜上皮細胞に取り込まれるんだそうです。 ドライアイを発症している角膜上皮では、活性酸素(ROS)が蓄積して炎症が起きていますが、LEAFが取り込まれた細胞では光によってNADPHができ、抗酸化システムが活性化されROSが劇的に減少するんだそうです。 免疫的な拒絶が気になりますが、LEAFはマクロファージにもとりこまれ、そこでNADPHを作り出し、炎症型(M1タイプ)から組織修復を促す非炎症型(M2タイプ)へと変化させるんだそうです。そのためLEAFは異物として排除されず共存状態が少なくとも8時間は続くそうです。 なるほど!それを予想していたのかどうかはわかりませんが、都合よくできてますねえ。 というわけで、光を浴びている間は、光合成装置を点眼することでドライアイを防ぐことができるという論文でした。 ROSをスカベンジできるという作用は、他でも使えそうな気がします。いろんな培養系でLEAFをふりかけると培養環境を改善できそうな気がします。
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