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Thread (980 ) -- EndNoteはもう古い?
No. 2095--べ. No. 2096--Yoshida. No. 2097--な. No. 2098--べ.
No. 2095 (2013/01/24 02:16) べ

アナログからデジタル時代に入り、一級品が突然それまでの輝きを失うことがあります。 フイルムのコダックは潰れました(?)しソニーもパナソニックもシャープも輝きは失われました。

論文整理で輝いていたのは有料かつ高額のEndNoteでしたが、落ち目になる可能性があると思います。理由は何万円もするEndNoteなのに、iPhone上では使えないからです。

ところが無料で使えるMendeleyならiPhoneを飛行機モードにして保存した論文が読めます。(そんなにあくせくする必用はないのかもしれませんが、、、)

Mendeleyをダウンロードするとそのクラウド空間に1GBを割り当てられます。 私は700本くらいの論文のPDFをEndNoteで整理していました、約1.1GB程度が必用でした。論文500本までだと無料の範囲で行けるのではないでしょうか?

クラウドなので、大学と家で同じ文献リストを共用できるのがいいですし、論文を共同執筆する場合も、文献リストを共用しておくと同じところからの貼付けでスムースにことが運びます。詳しい説明は

http://tieki83.blog106.fc2.com/blog-entry-90.html

アタリがいいと思います。

論文を書くときはワードとの組み合わせで参考論文をテキストに挿入したり、最後に論文リストを出したりできます。勿論、雑誌に応じたフォーマットでの出力が可能です。 というわけでEndNote危うし!です。

ただしPubMedで気に入った論文を取り込むのはGoogleのReadCubeの方が優れています。 PubMedなどからの論文はまずReadCubeにいれておいて、溜まったらEndNoteを経由してMendeleyに移すのがこの先、何年かは最もスマートな方法になるように思います。

ReadCubeは

http://www.readcube.com/

からダウンロード出来ます。 両方ともタダ!です。ReadCubeはGoogle製なので、どんな論文を読んでるかを知らぬ間に調べて?、Recommendationボタンを押すと、つぎはこんな論文を読んでみましょう!とメンターの役割までしてくれます。なんでもコンピュータがやってしまっていいのか??? (^^)


No. 2096 (2013/01/25 12:20) Yoshida

私がEndNoteの肩を持つ義理は全くないのですが。。。EndNoteも進化しています。

EndNoteの正規ユーザならば、web版と連携してPDFデータも含めデータベースをクラウド化出来ます。5GBまで使用可能です。インターネットへの接続が必要なので飛行機では無理ですが、iPadで問題なく見れていますので、多分iPhoneでも利用可能です。もちろんクラウド経由のデータベース共用化も出来ます。個人的にはDropBoxでの共用の方が好みですが。

あと、EndNote16のオンライン連携がとても便利になっていて、PubMedIDかdoiがデータベースに入っていれば、EndNote上でPDFのダウンロードが出来ます。Natureとか認証が厳しいJournalはダメですが、IPでライセンスを認証していたり、PubMed向けに認証を省略していたりするJBCやBORなど、簡単にPDFを落とせるのは感動ものです。EndnoteでPubMed検索し、気になった論文はそのままボタン一つでダウンロードしてデータベース化するのが日常となっています。

販売元がThomsonですのでWeb of Knowledgeとの連携が良いのも変わりませんし、有料の価値はあります。


No. 2097 (2013/01/27 05:54) な

すみません、文献管理ソフト談義をもう少し続けさせて下さい。 考えているよりも早くクラウド化が進行し、べ さんやYoshidaさんのように、スマホやタブレットで文献を読んでいる方も多いと思います。

Mendeley->Dropboxはその点、かなり重宝していますが、Mendeleyは、線を引いたり、気になることを書き込んだりするアノテーション機能がイマイチ充実していないのが不満です。(この点は、おそらくEndnoteも同じです。) GoodReaderなど一旦別のアプリに落とせば、それもなんとか解決ですが、いかんせんステップが一つ増えるのが難点。。 実際のところ、スマホ・タブレットユーザーの皆さんはどのように論文を読まれているのでしょうか?

以下はあくまで自分が使った感触ですが、Mendeleyは研究者が開発したソフトとあって、使い勝手が良く、タグなどの情報を他の読者と共用できるのも利点です。指定のFolderに論文を保存しておくと、勝手にリストを作ってくれるWatch Folder機能は非常に便利で、私も日常的に使っていますが、リンク切れがたまに起きるのと、Reference作成の時にスタイルを手動で変更しにくいのが欠点です。(でもこれは自分が機能を使い切れていないだけ?) Endnoteはその点、かなり細かい設定を簡単にできるので、雑誌のスタイル変更にもすぐ対応できますが、高価なのと、情報共有という点ではMendeleyに軍配が上がるでしょうか。

あと些末な希望ですが、クラウドの有料サービスが科研費で支払えるようになって欲しい。。


No. 2098 (2013/01/27 08:40) べ

コメントありがとうございます。大いに盛り上がりましょう!

といいながら水を差す意見になるかもしれませんが、、、

もともと論文整理用のソフトって、スーツとかバッグみたいなもので、それが立派でもみすぼらしくても大した問題ではなくて、それを使っている人が素晴らしい仕事をするかどうかが大切であるということになります。なので、ルイビトンの高級バッグとスーパでくれるただのビニールバッグのどちらを持つのかは、各自のファッションセンスの問題だと思います。

というわけで私は、まだMendeley初心者なので、もうすこし使い込んでからのほうがいいのかもしrませんが、言いだしっぺなので、正解のないファッションセンスに関する議論を続けたいと思います。それはMendeleyとReadCubeを融合させる使い方です。

普通の論文検索は、ReadCubeが一番強力なので、これを使います。PDFで中身をみて保存しようとするときにReadCubeはフォルダを聞いてきます。そのときに名前はなんでもいいのですが仮にC:あたりに”ReadCube”というフォルダを作っておき、ここに入れます。「な」さんも書かれているように、MendeleyにはWatch folderという仕組みがあって、Watch Folderに指定すると、そこに入った論文のPDFを自動登録してくれる機能があります。これでReadCubeとMendelyが有機的に一つのプログラムのように動く!というそういう使い方ができます。

また、MendeleyでPDFを開くと注釈を簡単に入れることができます。図なんかも切り取りソフトを使わないで、PDF画面の好きな部分を任意に囲ってコピーできます。なので、キモになるデータ部分を共同実験者に、こんなデータがありますね!とメールで簡単に知らせることがかのうです。また、PDF中にハイライトをいれたり注釈をつけたりすることも可能です。

(説明では、普通はPDFをMendeleyフォーマットで読んでいるが、これを「普通のPDFフォーマットで保存」することも可能で、その場合は、つけた注釈がAdbeReaderでも読めると書いてあります。これは残念ながら私の使用環境ではハイライト以外はうまくいきません。そのうちに直るのではないでしょうか?)。

というわけで、私のファッションセンスはReadCubeとMendeleyの重ね着!でワンポイントアクセサリーとしてiPhoneに自動同期で入った論文をさりげなく、見せてディスカッションする!というものです。ちょっと新しさがあっていいのでは?みなさんもどーぞ!

自称ファッションリーダーの私は、事務のお知らせにアロハは省エネルックには適さないとあるのにも抵抗してます!


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